武将と智将を考える

おしゃれな部屋の中の植物

プロの職人さんたちは
鍛錬して腕を上げ
武功(実績)を上げて
成りあがっていく
いわば武将に近い存在です。

では、いま自分にできることは何かというと
内装の現場をこなすこともありますが、毎日営業・製作活動に追われていてさらに現場管理もあるので、隙間時間や夜に読書はできても、技術的な鍛錬にあまり時間をさけません。

なので私は頭を使って策を練ることを伸ばします。
役割は軍師であり智将を目指したほうがいい。
キングダムでいうところの李牧で
彼のような智将であり腕もたつ武人でありたいと思います。


さて、今回は
孫氏の兵法から戦略を考えます。

現在、Gaview.のプロジェクトは
始まったばかりですが明確な方向性ができています。
隣の大国に挑むつもりは毛頭なく
既存のサービスとは違ったアプローチができたらと考えています。

というのも、正面から挑んでも負けることは明確で
そんな策は誰も望んでいないし
今は不確定な現実からいかに守るかが重要です。

特に少数の勢力には柔軟な対応が求められます。

【兵に形すの極みは、無形に至る】

確実に成功するかたちなど存在しないので
無形であることが最良である。
という意味の言葉です。

つまり、状況にあわせて形を変えられるかが数で劣る場合の戦略で
変化に対応できないうちに負けてしまいます。
できるだけ勝てる場所に引き込むか、地の利を得るか。

強者のルールで戦うことだけは避けたい。
つまり、大企業がお金を使ってマネできるものを作らないことです


【微なるかな微なるかな、形無きに至る】


一見視察や講習などで情報を得ても
細やかな見えない技術・努力・工夫はマネできません。
プロフェッショナルやアーティストは
多くを感覚に頼っている部分があります。
これは素晴らしいことで鍛錬が必要です。
自分じゃないとできない、一点物は
伝統芸能やファンビジネスになってしまいます。


このことをチーム内で
ギリギリまで言語化して共有することが大事で
個々の力の足し算ではなく
掛け算でなければなりません。
↑これが一番大事。


年内に10人の仲間ができたと仮定して
4+10=14ですが
4×10=40です。
形を見てもわかる通り
+は縦横の軸に対して×は複利の拡大で立体感を生み出します。

これから人を増やす上での課題は
掛け算の関係値を継続できるかです。
全く結果が違うのは明確です。

これはリーダー適性と
組織運営力が試されますが
いまは圧倒的な努力でカバーする他ありません。

プロ意識の徹底を実行することが最善と考えます。
仕組みづくりや技術共有
なによりも意識共有を成功させれば
勝機はおおいにあります。

これからの課題を理解しておいて欲しい。
いつでも勝負できるように備えて
いざという時に自信をもって望みたいです。

まとめ

こうして新しい学びの中で
少しずつ歩を進めていけたらと思っています。

孫氏の兵法は勝つことより負けないことに重きをおいています。
現代でも多くの人に読まれていることには理由があるはずです。

今回はビジネス戦略について考えましたが
次は他のタイトルについても学んでいきます。

お疲れ様でした。

藏原将之

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