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この見積もり適正なの?
2025.01.17
塗装について
見積もり依頼したけど、思ったより高かった。
この金額で大丈夫かな?もう少し安くなる?
三方よし(売り手、買い手、社会にとって便益があること)の考え方で判断しましょう!
塗装の見積もりが適正であるかを判断する基準3選
塗替えをご検討中の方に
塗装工事の見積もりが適正であるかを判断することは、
施工の品質やコストパフォーマンスを確保するために重要です。
塗り替えるにあたって必ずかかるコストはありますし
施工業者にも利益がなければ
サービスを維持することができないことをご理解いただき
双方にとってベストな塗替えを考えていきましょう。
1. 見積もりの内訳が明確であるか
適正な見積もりには、
費用の内訳が詳細に記載されている必要があります。
主な費用
・材料費
使用する塗料の種類、メーカー、グレード、
が具体的に記載されているか確認します。
・施工費
下地処理(高圧洗浄、補修)、養生、塗装(下塗り・中塗り・上塗り)の
工程ごとに作業費用が分けて記載されているか。
・諸経費
足場設置費用や清掃費、交通費など
「一式」でまとめられている場合もあります。
気になるものは確認しましょう。
適正な見積もりの特徴
- 細かい項目ごとに単価と数量が記載されている。
- 不要な項目や不明瞭な費用が含まれていない。
注意点
特に高額な場合や安すぎる場合、
詳細を確認し、透明性を求めましょう。
2. 他社の見積もりと比較する
適正価格を判断するには、
複数の業者から見積もりを取得し、
内容を比較することが効果的です。
チェックポイント
・価格の相場感
塗料の種類や施工面積ごとの相場を調べ、
見積もり価格が相場に対して
極端に高すぎたり安すぎたりしないかを確認します。
一般的な外壁塗装の費用相場(30坪程度の住宅)
- シリコン塗料: 80~120万円
- フッ素塗料: 120~150万円
- 無機塗料: 130~180万円
・作業内容の差
同じ条件で見積もりを依頼しているにも関わらず、
内容に差がある場合は理由を確認します。
「足場代が含まれていない」「補修作業が省かれている」など。
適正な見積もりの特徴
- 他社と比較して極端に安すぎず、高すぎない。
- 見積もりに含まれる作業内容が他社と同等、またはそれ以上。
注意点
安すぎる見積もりは、
手抜き工事や粗悪な塗料使用のリスクがあるため注意が必要。
高すぎる見積もりの場合は、
追加の説明を求めて納得できるか確認する。
3.設計単価と施工単価の違い
設計単価と施工単価は、建築や土木プロジェクトにおいて
費用を計算するための基準ですが、
それぞれの役割や計算対象が異なります。
基本的に直接施工業者に見積もりを依頼するパターンで
設計単価を超えることはありませんが
施工面積が少ないや特殊な仕上げの場合は単価は上がります。
単価の違いまとめ
項目 | 設計単価 | 施工単価 |
---|---|---|
対象 | 設計業務の費用を含む | 工事・施工の費用 |
主な内容 | 図面作成、仕様書、監理業務 | 資材費、労務費、仮設費用 |
計算基準 | 工事費率、平米単価、時間単価 | 平米(m2)当たり、材料費、労務費 |
費用割合 | 工事費の5~15% | 工事費の85~95% |
利用者 | 設計者、建築主 | 施工業者、建築主 |
設計単価と施工単価は、
それぞれ異なる目的と基準で設定されますが、
工事全体の成功において両者のバランスが非常に重要です。
設計段階での計画が施工段階の費用や品質に大きな影響を及ぼすため、
両者の関係性をよく理解しておくことが重要です。
設計単価に関しては各種メーカーのホームページにて確認することができます。
もし確認される方は
我々のような業者向けに作ってあるので、
工業的で非常に見にくいのはご理解ください。
まとめ
適正な見積もりかどうかを判断するためには、
以下の3つの基準を確認することが重要です。
- 見積もりの内訳が明確か: 細かい項目ごとに費用が記載されていること。
- 他社と比較して妥当な価格か: 複数の見積もりを比較し、相場感を把握する。
- 施工単価での見積りがお得: 設計単価と施工単価があることを理解する。
これらを総合的に判断することで、
適正な見積もりと信頼できる業者を選ぶことができます。
また、気になる点があれば業者に積極的に質問し、
不明点をクリアにすることが大切です。
特に注意したいこと
- 急ぎで契約を迫る業者や、明確な説明を避ける業者には注意が必要。
- 過剰に高価な塗料や不必要なオプションを勧められた場合も注意。
合同会社装麗では、塗料のプロの専門知識を活かした
高品質な塗装サービスを提供しております。
熊本を拠点に、福岡、鹿児島など九州圏内で
住宅の塗替えから特殊塗装技術を用いた施工、什器の製作まで
お客様のニーズに合った幅広い仕上がりを提供します!
ブログを通じてたくさんの方とお会いできることを楽しみにしております!
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