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特殊塗装=技術+芸術
2025.02.19
コラム

弊社が施工しているOLTREMATERIAやValpaintの施工には、美意識と技術が必要です。
新しいものを生み出したり、全体のバランスを見ながら柄を作っていくことなど
アートとしての側面もあると考えます。
塗装技術を超えて、魅せるものづくりへ洗練されているのが特殊仕上げの業界です。
ものづくりにおける定義を改めて考えていきます。
1. 物作りにおける技術と芸術の感覚的な違い
(1) 技術とは?
- ✅目的に対する機能性と再現性を重視
- ✅ 計算された精度、耐久性、実用性が求められる
- ✅ 「正解」が存在し、規格化できる
技術とは、決められた基準や目的に沿って、最適なものを考えるスキルです職人の技術力が製品の品質を左右します。
(2) 芸術とは?
- ✅表現や独自性を重視
- ✅実用的より、意味がある
- ✅「正解」がなく、感性によって価値が決まる
同じ塗装でも、模様や質感を気に入ったデザイン性の高い仕上げ
建築では、機能を超えた造形美が評価されることもある。
👉技術は「精度」、芸術は「感性」と言えます!
2. 消費者側の視覚的な認識の違い
(1) 技術的なものは「品質」として認識される
- ムラのない塗装 → 高品質と評価される
- 建物の精度や仕上げの均一性 → 施工が良いと感じる
- 壊れにくい、耐久性がある → 安心感を持つ
(2) 芸術的なものは「個性」として認識される
- 唯一無二のデザインや風合い → 高級感・特別感がある
- 建築のユニークな形状 → 印象的・感動的な空間として評価される
- 手作業の味がある → 価値があると感じる
消費者は芸術的なものを「感情を動かすかどうか」で評価している。
👉技術は「品質」、芸術は「印象」として消費者に伝わります!
3. まとめ
項目 | 技術 | 芸術 |
---|---|---|
目的 | 機能性・精度を高める | 独創性 |
評価基準 | 正解 | 印象 |
消費者の認識 | 品質、安心感 | 特別感、個性 |
例 | 均一な塗装 | 模様、柄 |
- ✅技術は「正解」があり、数値化できる。芸術は「感性」によって価値が決まる。
- ✅消費者は技術を「品質」、芸術を「個性」として認識する。
- ✅職人が技術を磨きつつ、芸術的な感性を取り入れることで、より高い付加価値をなんとかできる!
特殊塗装はこの両方を求められていることがわかります。
それだけ稀有で高いレベルの職人であると言えるでしょう。
腕だけでなく、職人の感性によって作られるものの印象も変わってきます。
施主も職人も納得のいくものを作ることは簡単なことではありませんが、『いいもの作りたい』そんなシンプルな気持ちで前に進んでいます。
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