色の影響を考える

最近、地元の商業施設が改修されて
クリーム色から
青みのあるグレーに
濃彩の緑のラインになりました。

子どもの頃から慣れ親しんだ場所で
温かみのあるイメージでしたが
一気に工業的な印象になりました。

思い出深い建物なだけに
機会損失を生んでる可能性があって
非常にもったいないと感じました。

これは商業施設に限ったことではなく
店舗や住宅、物販もロゴも様々な場所で
違和感を与えないように気をつけたいです。


最近はシンプルなデザインがトレンドなので、
黒系でシックなデザインが多く採用されている印象で
高級感や重厚なイメージを与えます。
白は他のさまざまな色と組み合わせることでより効果を発揮します。
黒と白の組み合わせは、
シンプルながらも強い印象を与えることができて
大人な雰囲気もあって個人的にも好きなテイストです。

先日の打ち合わせで
個性を前面に出したデザインか
客観性を重視するかで議論になりましたが
どちらにも一定の合理性があるので
ここのバランスをとれるかが課題になります。

空間の用途や導線も考えて
レイアウトしていろんな楽しみ方を考えています。

さらに照明の色や配置も空間の一部なので
こだわりを追求する作業は
時間もコストもかかるので
落としどころを決めて進めたいです。


アイデアは百聞は一見に如かずで
足を運んで触れて感じることに意識しています。

先日、代表と福岡のキャナルシティを
散策しましたが店舗の配色や照明を
チェックして意見交換をしていました。

改めて、アイデアを貯めておくことの大切さも感じました。

数年前ディズニーシーに行った際も
造形やエイジングに見入ってしまいました。
もっと時間があって散歩しながらお酒飲めたら
最高に楽しそうなので
いつかクルーみんなでいく 
「エイジング・造形勉強会
 In東京ディズニーランド&シー」 
を企画したいと思います。


最後に
昨日、友人と電話で
この活動の熱がいい影響を生んでいることを知りました。
シンプルに嬉しかったし
これから一緒に面白いことができそうです。

ワクワクと緊張感があって
それを楽しんでいる自分と
さらにそれを不間で見ている自分と
この複雑な感情はうまく言葉にできません。

とにかく、私を取り巻く環境が
急速に変化しているのは確かです。

期待に応えれる人間になりたい。
そのためにこの記事も
実務も生産も全力投球!

今日も頑張りましょう!

熱狂が奇跡を生む

先週は新しい出会いがありました。
初対面は少し緊張感があって
このドキドキする気持ちは
年を取っても忘れたくないなと思いました。

お互いに探り合いながら話が進んでいく中で
段々と熱くなっていって
時間を忘れて語り合っていました。

この「男たちの熱狂」こそが
最大の武器になります。


ここまでいいメンバーが揃って
一歩づつ着実に進んでいることの要因は
本気で取り組んでいること
この一点につきます。

のもののクオリティはもちろんですが
そこに向き合う姿勢や気持ちは血の匂いを感じます。

今回長く時間いただいて
熱い話を続けられたことは
なににも代えがたい価値で
このプロジェクトの根幹は人だと確信しました。


一線で活躍するメンバーが集まっていて
実績とキャラクターを加味しても個の力は充分にあります。
非常にいい状態でスタートしています。

今後は集の力をつけることに注力する必要があって
いくら優秀な人が集まっても
チームワークがなければいい結果は見込めません。

根幹が「人」であることは
良くも悪くも精神論であって
賛同があっても熱がなければ
勝てる試合にも勝てません。

そういう側面があることを頭の片隅に置いて
忖度せずに意見しなければいけないし
誰も置いて行けません。

このプロジェクトが成立するか否かを決める
要因が人間力である以上
自分ができる努力はやります。
しかし、それは強要するものではないです。

個人の判断でこの記事も書いていますし
ここでみんなも書きましょうよ!
なんて言うはずがありません。

コロナのおかげで飲み会が減りましたが
やっぱりみんなで笑いあって飲んで
熱く語り合っている時間が一番好きです。
隣で熱く語る兄さん方を見てひとりニヤニヤしてます。

うまく言葉にできませんが
もうワクワクが止まらない状態で
逆に大丈夫かなと思ってしまうほどです。


今はがむしゃらに全力で走るしかないので
目の前の業務も活動もしっかり取り組んで
結果を出したいと思います。

みんな忙しいし疲れてる中で頑張ってるので
できるだけ多く貢献できるように
積極的に行動していきます。

これから益々展開が面白くなりそうなので
お楽しみに!

今日も頑張りましょう!

情報の質と量を考える

ここ数年の情報の質と量の変化について考えます。

まずは数年前はニュースも見ず勉強もせず
仲間と遊んでは少し寝て仕事しての毎日でした。

元々読書は好きで取り組んできましたが
知識をいれるだけで使ってないので
どんどん風化していきます。
読んだ気なっていただけでした。


結婚してからフェーズが変わって
今のままでは暮らしや教育の質を維持できないと思い
勉強の量を増やしてみました。

結果は全く変わらず。
ここでの結果は収入のことです。

自分への投資という名目で
本や教材、講習費に使いましたが
すぐに思うような結果はでません。

今になって考えると原因は単純で
行動を起こしていなかったことです。

情報をとにかく多く入れていた時期は
ニュースアプリにビジネス系動画コンテンツと
オンラインサロンと読書。
とにかくお腹いっぱい食べてさらに食べる生活で
ただ大食いができるようになっただけです。

頭でっかちになって
中途半端な挑戦で終わっていて
まさに鳴かず飛ばず。

何度も何度も企画やコンセプトを
試してはバラしてを繰り返していました。

自分に似合っていなかったり
しっくりきてないとすぐ飽きてしまいます。
とにかく、1年ちょっと前までもがいていました。

頓挫したものはたくさんありますが
それでも挑戦と変化を続けて
やっと、今のカタチに行きつきました。

やっと熱量をキープしながら
目の前のことに集中できる環境を
作ることができました。

以前は1冊ずつ読んで納得して終わりでしたが
最近は書くテーマに沿って読んでいます。
出す前提で入れているので
非常に代謝がよくてスッキリしています。


数年前からテレビを見る習慣がなくなりましたし
ニュースアプリも見ません。
ですが、最低限必要な情報は入ってきます。
ウクライナのことも感染症のことも
こっちから取りにいかなくても
社会的に大切なことは自然と入ってきます。

Netflixなどは見始めると止まらないので
できるだけ見慣れたものを見ています。
途中で見るのをやめてもストレスになりません。
この同じものを何度も見る癖は
子どもにも遺伝してしまいました。

ゲームは下手くそなのでほとんどしません。
オンラインゲーム内で普段言わないような言葉で
相手を罵ったりするのを見ると恐怖でしかないです。
おそらく私はメタバースのような仮想空間では生きていけません。
目の前の現実があって尚且つ痛みを感じることに
生を感じているので
実用的なテクノロジー以外にはあまり興味が湧きません。

NFTやVRの世界を毛嫌いしているわけではなく
現実の人間関係で悩んで塞ぎ込んで
仮想空間上に全く新しい価値を求めてみましたが
調べていくうちに
やっぱりリアルで会って
酒飲んで笑って死んでいきたいし
それが自分に合っていると思いました。


回りまわって
仲間と笑いながらお酒飲んで楽しんで
仕事に本気で取り組むことに戻ってきました。

いまこの瞬間、現実、リアルを感じて
生きてくことが性に合っていたようです。

もちろん、精神的にも肉体的にも痛みが伴います。
夜はきついし、朝は眠いし、仕事の損失もでる。
当たり前だけどそれが生きるということ。
人間らしく毎日泥臭く生きていきます。

今後、以前に描いた企画や夢が
現実になる日がくるかもしれません。
努力は無駄ではなかったはずです。

今日も頑張りましょう!

価格と価値について考える

毎日出し切って寝る生活を続けてきて
やっと体と脳の容量が上がってきました。
あっという間に4月に入りました
去年は思っていたよりも結果がでたので
驕ることなくフレッシュな気持ちで
もっと充実した一年にしたいです。

価格と価値について

単に高価格だから高級品なのか
逆に高級だから高価格なのか

ここを明確にするには
製品が完成するまでの背景を知る必要があります。
つまり、高価格だから高級品は
あまりに安直であると言えます。


製品化工程から運搬また搬入といった物流コスト
下地調整から仕上げまでの施工の技術費です。
ここまで完成するまでに
かかったコスト(原価)から全てのコストを計算して
品質のみで価格を設定すると
適性な価格設定がわかります。


工程毎に品質を高めれば
おのずと価格も上がります。

しかし、ここに希少性が乗っかると価格が跳ね上がります。
これはプレミアム思考で
手に入れにくいことに価値がついる状態です。

我々はプレミアムではなく
ラグジュアリーを目指していて
適性な価格で息の長いブランドを作りたいと思っています。


問題は建材が副産物であることで
製造した材料が回りまわって
価格が変動してしまうことで
最終的に薄利多売にいきついて
抜け出せなくなることです。

最近、各メーカー 力技で値上げを進めていますが
施工単価は上がらないのでユーザーさんは納得しません。
理由は明確で「プロセスを知らない」ことです。

単価の内訳を説明できないと
単純な値下げや価格を合わせることを強いられます。

さらに施工者に品質を投げている点です。
仕様書通りに施工しますが
下地の状態も現場毎に異なるので
責任の所在が曖昧になることもしばしばです。

強みはここにあって
クルーのために製造して施工する
いわゆる責任施工体制ですが
特殊塗装が絡むと一筋縄ではいきません。
理由は最も技術共有が難しいからです。

ここを解消しつつ、高みを目指すことを
目的に集まったチームなので
精鋭部隊であることは言うまでもないです。


適正な価格設定を算出して
乱売することはせず
価値をキープし続ける。
この矛盾のシーソーのバランスを取ることが
信頼に繋がっていくと思います。

もとより顧客がその価格を認めるかが重要なのですが
私は主に一定率を掛けた原価から算出する方法を使っていますが
これは品質や機能というハードの価値で
デザインやアート性といったソフトの価値は
流行や発想力などの生物の部分が含まれます。

こうして価値を言語にして
伝えることが大事な気がします。


まとめると
「この価格でいいっしょ!」みたいな
育児放棄的な考え方は一切しません。

ラグジュアリーブランドには物語が必要です。
まだまだ文化も歴史も浅いので
これから時間とともに成長していくでしょう。

サービスを運営していくことは
価格とも向き合う立場なので
自分が勉強せずに意見することは
ただの暴挙だし生意気なので
必死に考え抜いて挑戦して
いい結果をだしたいと思います。

今日も頑張りましょう!