その失敗の原因を考える

クラシック施工事例

たまに「若い」というだけで
話を聞いてくれないばかりか
かましてくる人がいます。

ひどすぎて精神的にかなり堪えて
仕事が手につかないこともありました。

いわゆる、パワハラ・モラハラですが
社内ではなく取引先なので
避けようがありません。
そういう状況にいる方がいれば
速攻で転職をおすすめします。
生きてる時間がもったいないです。

現状を打破しようと行動した結果の失敗もありました。
このときはかなりしんどかったですが
自分が出した損失は自分で埋めるしかないので
受け止めるしかありません。

自分の未熟さが原因の場合
目をそらしてはいけません。
失敗の原因を若さで片付けてしまうと
10年先20年先なにも達成できないので
これからも年齢を感じさせないように努力したいです。

こうして今も仕事ができていて
さらに挑戦できる環境があるのは
たくさんの方々に助けられてきたからです。
皆さまありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。


さて、今回テーマは
【失敗の原因は若さじゃない】です。

「いまどきの若もんは、、」「まだ若いんだから、、、」
という社会心理学的ステレオタイプについて考えてみましょう。

ステレオタイプの例は
某有名大学卒のイメージが
・頭がよくて融通が利かない・論理的で理屈っぽい
芸能人に対して
・才能があって明るい・浮き沈みがあって軽薄そう
といった、自分の所属以外の集団に対して
きっとこうだと決めつけてしまうことを意味します。

このステレオタイプ化は無意識の中で起きていて
いまの若者はこうだ!
新しいビジネスは怪しい!
価格が高いのは詐欺だ!など
知らないことを憶測する傾向にあります。

A型だからこうだよね!
九州の人はお酒強いよね!
もそのうちのひとつです。

つまり、今回の原因は「知らない」です。

わからない、知らないから決めつけたり怪しいと考えてしまう。


営業について

私は職業柄プロの職人さんたちへの
リスペクトは忘れないようにしています。
というのも、自分の知らない領域のことが存在しているからで
ベテランの職人はそう簡単に手の内を教えてくれませんから
時間をかけて関係を築く他ありません。

これは営業活動の際に意識していて
もともと話し上手ではないのもありますが
駆け出しのころにやり方を教えてくれる人もいませんでしたので
話すというより聞きに行くスタイルで
お客さんに質問しまくるインタビュー戦法に行き着きました。
目上の方が多いのでこれが一番会話が成立します。
とにかく、手前の利益を取りにいかないことです。

相手をよく知ることから始めると
結果的に相手に自分のことも知ってもらえるようです。


なぜ憶測が生まれるのか

人は成功は原因を自分の内面的要因だと考え
失敗を外的要因だと考えます。
これを自己奉仕的バイアスといいます。

普段料理はしませんが
たまにやってみた料理がうまくできた時
なぜか「おれって天才かも」と考えますが
失敗した時は調味料や環境のせいにしがちです。

立場が逆になった場合どうでしょうか
まずい料理がでてきた場合
調味料を間違えたとか
食材がよくないとか
とにかく、自分の経験や知識の中から憶測します。

私は料理の知識がないのでこれくらいしか思いつきませんが
得意な人は専門的な意見を思いつくでしょう。

このように人は立場や経験から偏った憶測・推測をします

それぞれ年齢も経験・知識も違うので
違って当たり前なことをすっかり忘れてしまいます。

まとめ

今回は言えることは「知る努力をする。」
これ一択です。

こうして勉強しながらブログを書いているのも
未だ知らないことへの興味です。

先輩方だけでなく
私の下の世代は全く違う価値観でしょう
お互いに知り合う意識をもてば
きっといい関係が築けるはずです。

これからも学びを止めず毎日の生活を楽しんでいきましょう。

今日も一日お疲れ様でした。

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