井の中の蛙大海を知らず、について考える

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空の青さを知る

時に自分がいかに専門分野の中で生きてきたかを
忘れていることがあります。

同じ世界で生きている人にとって
我々の活動はいくら語っても
それぞれの経験や知識の領域を超えることない。

チェスプレイヤーがチェス以外うまくなく
経済学者が投資に失敗するように
それぞれに「領域依存性」が存在しています。

裏返して考えてみると
いかに自分の領域で突き抜けていくかが大事なようにみえます。
私がいまエンジニアに転職しても稼げないでしょう。
私的なスキルを仕事にすることは極めて難しいです。

私はWEBデザインのスキルを取得しましたが
結果的にそれで稼ぐことはできてません。
もちろん応用は効いていて
いまではやってよかったと思いますが
違う領域に挑戦して褒められたことは
パワポでのプレゼンと根性くらいで
誰でも気合いでできることです。

つまり、ある分野でうまく結果がでているから
他の分野でも同じ能力と結果がだせるとは限りません。

知識だけでは不十分

こうして学んだことをまとめているが
いざ、対人関係において
いい効果を発揮しているかは正直わかりません。

というのも、話すときやなにかを判断するときに
あの公式からこう考えられるとか
あの歴史から考えるに~とか
全く考えていません。

知識には言葉にできるかできないかの二種類があって
どちらかというと言葉にできる知識(本や講演)などの方が
過大評価されている。

泳ぎ方の本を読んでも泳げるようにならない。

ライト兄弟は専門書を読み漁って
飛行機をとばしたわけではなく、
飛ばしまくったら飛べるようになったそうです。

革新的な発明はいつの時代も
粘り強く開発に取り込むことで生まれるいて
我々もそうありたいと思います

結論

こうして書いてまとめていることも
ある意味では自分の頭の中で作り出した
フィクションであると言えます。

重要な知識は実践を通して得られる。

「Think Smart」という本の最後はこの言葉で〆てあります。

285ページ読ませておいて
読書はそれくらいにして
何かやってみれば?
といった感じでポーンと突き放されます。

これを読んだのは数年前でしょう
いかに自分の身になってないかがわかります。

量より質を求めて、少しギアを落として
こうしてじっくり学びを楽しみます。

お疲れ様でした。

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