職人の流儀を考える

今後新しい発信のカタチを模索していて
クルーをどうプロモーションしていけばいいかを
真剣に考えています。

やりながら改善していくのはもちろんですが
先に自分のスタンスを明確にしておいたがいいので
今回はプロの本質を考えます。


私が思う一流の本質とは
専門分野の中で技術と信念をもっていて
それと同様に理性と責任を背負っている人です。

幸運にも私の周りにはこういった
一流と言われる人たちが多く
多くの技術を得ることができました。

ただ同じ業界内での共通認識を
当たり前だと思っていて
これが大きな間違いであることに気がつきました。

一線で活躍する人たちを見ていると
細かい技術が隠されていて
マニュアルにできない世界なので非常に言語化しずらいものです。
これをセンスといったりもしますが
そこにはまだ価値付されていません。

これが不思議と素人が見ると簡単そうに見えていて
裏を返せば、
この細かな技術をさとられないように
しているとも取れます。

いろんな世界で同じことが起きていて
プロスポーツ選手を例でみても
素人にはわからない駆け引きを
常に繰り返していています。

この乖離を埋めることが
自分のミッションになってくると思っていて
職人やアーティストの当たり前は
一般的にみたらいい意味でぶっ飛んでることが多くて
これまでプロモーションをやってこなかっただけです。


いろんな方々にお会いする度に
それぞれの強烈な個性を感じていて
その面白さを上手く伝えることができれば
その人にとっても自分にとっても
プラスの価値を生むはずです。

私は素人ではないので
プロ同士の攻防をしてしまう可能性もあります。
専門的な技術的な会話は一定数しか理解されないので
いかにリスペクトをもって話して
職人の本質と感情を引き出すか

ここが大きなテーマになってきます。

気を付けた方がいいのは
熟練の職人は素人との会話で
ある程度の段階まで話を合わせますが、
自分の技術の原理原則やこだわりから
逸脱することは許しません。

あまり土足で踏み込んでいってもいけないし
かと言って気を使いすぎるとお互いに固いままで
つまらないものになるので
純粋な興味に身をゆだねるしかないような気がしてます。


これを達成するためには
より一層の努力が必要だと感じています。

残酷ですが人の価値は
なにに熱中しているかで決まると思っています。
私の興味がそそられる人に片っ端から
会いに行きたいと思います。

これからの企画が楽しみです。

今日も頑張りましょう!

コメントを残す